もう三年。
揺れがいつ迄も収まらず部屋のパーティション硝子が落ちて割れ出したのに恐怖を感じて最寄りの窓から飛び降りた(※1階です)あの日。
翌日まで停電から復旧せず、お届け予定日時になっていないのにクロネコは荷物を持ってくるし。どうせ冷蔵庫使えないから預かって置いて欲しかったがクロネコの営業所も停電復旧見込みがなかったんだろう。
かろうじて残っていた携帯電話の充電を使ってワンセグ見てて、空撮の広大な領域がどんどん茶色に塗りつぶされていく映像なんてデコードエラーとしか思えなかった。
そして3年。
ああいう圧倒的な自然の力を見せつけられると、(西洋的な)自然を御そうなんて発想などナイわと思う。あんなものに耐えるより、うまくしのいで後でいかに迅速に復旧できるか考えた方が現実的だ。