それは昨日の計画停電の時であった。
停電しているはずなのに外から妙に明るいというか、鋭い光が差し込んでくる。何かと思えば月明かりであった。そういやニュースで大潮に注意って言ってたな…なんてあまり深く考えていなかったらば。
実は18年に一度の大接近だそうで。
http://science.nasa.gov/science-news/science-at-nasa/2011/16mar_supermoon/
スーパームーンで人類滅亡の日は近い!(たぶん俗説)なんて面白オカシク言っていた矢先に日本では千年に一度の大震災が起こったりしてアイタタタなわけですが。
明日から天気が崩れるらしいので今日のうちに撮影。
…確かに、二年半前に撮影したのに比べても大きいようだ。明るさに関しては撮影条件を揃えていないので何ともだけど。それにしても、こうして見ると月の向いている面って微妙に変わってるんだなあ。
停電の日から始めてクリア〜
48時間くらい。およそ一日5時間強のプレイって所か。
達成率は210。レベルは主人公のストックで63。
しかし…
なんて言うか……
以下ネタバレ。
…
……
………
遠い昔に色々あったお陰で、ニエと呼ばれる犠牲者を捧げ、儀式と称される術を行使しないと瞬く間に滅んでしまう、という歪んだこの世界。しかし儀式は歪みを一時的に正すだけの対処療法であり、根本解決ではない。世界を護るためには、永遠にニエを捧げ儀式を続けていかなければならない。
主人公は任務をこなすうちに、そんな世界の現実と、自身がそのニエであることに気が付く
…という話。
ファイナルファンタジーとか、テイルズシリーズならこの”世界の歪み”の原因と解決法を探し、誰かが犠牲にならない世界を取り戻す…と続くのだが。
ラジアントヒストリア、『俺が犠牲になるから後は頼む』とあっさり終わってしまった。
そもそも主人公、ゲーム開始時点で既に犠牲になっていて、かりそめの命で生きていた、ので理に従って消滅、というオチ。
…歴史を、世界を支えた名も無き人の物語…と、いう切り口なんだろうか。
だけどしかしすっきりしないなあ。
エルンスト王子の見事なダシ扱いっぷりも何だかなあ。居るんだけど、キャラ的には肉体提供しただけのほぼ”居ない人”という仕打ち。
あぁもしかしてシナリオ達成率100%だったら復活するのかしら主人公。
それなんてティーダ復活エンディング。
黄金の太陽と同時期に出て、あちらはグダグダだったけどラジアントヒストリアは面白いんだろうなあ、とプレイを控えていたんだけど(黄金の太陽を十分に楽しんでから、と思って)、う〜ん。総合的に見て出来は確かに全然良いと思うが、このストーリィはちょっと苦手かも。バトルシステムとか音楽は黄金の太陽の方が好き。そもそも、謎解きパズル系ゲーム(ゼルダの伝説シリーズとか)は好物だし。
ということで私の中の黄金の太陽の地位はラジアントヒストリアによって変動することはなかったのであった。結果的には。