仕事場の机の近くに岩合さんの猫カレンダー(『猫にまた旅2010』アサヒカメラの付録)を飾っているのだが、それを見た事務のおねいさん達。
『なにこれ』
『猫が写ってない』
『全然可愛くない』
と全ページに渡り大ブーイングの嵐。
個人的にはお気に入りのリンゴ園の猫写真も『こんな写真載せなくても良いのに』だとさ。
確かに、世の中の猫写真のきっと50%位は子猫がふにゅふにゅごろごろしているような媚び媚び写真だ。残りのうち40%位は大人猫がふにゅふ(以下略)だ(多分)。それはすなわち、そういう写真が皆好きだと言うことだろう。私とてそれが嫌いなわけではない。
でもなぁ。そういう写真て何というか”作品性”が無いというか。どれでもいいんじゃ?と思ったりもするのだ。安っぽい週刊誌のごとくぱっと見てあぁ面白かったでもうお仕舞い、二度見る気はない、みたいな。