それは実家タンスの中で長期熟成中のカメラ。
少なくとも、この10年まともに使用されているのを見たことがない。
少なくとも、この20年フィルムが新たに買われた記憶がない。
という熟成っぷりである。
これだけ使われなければ壊れもしないだろう…とは行かないのが機械である。
明らかな障害としては
◆電池がディスコン。web情報より LR44 2個挿入+アルミ箔でシャッターは動いたが、バッテリーチェックランプは付いたり付かなかったり怪しい
パッと見の懸念事項としては
◆中の遮光部(モルトと言うらしい)が腐海にorz 遮光は良いとしてダストが怖い…
◆レンズがちょっと曇って斑紋も浮いている。カビだろうなあ。前、後玉は拭けるけど中玉は…
動かしてみないと分からない不具合としては
◆電気系統が。シャッターが動くからまだ死んでいるわけでないにしても電池も代替品だし不安
◆コンデンサが死んでいれば、露光時間がおかしくなるし
◆CdSセルが死んでいたらこれまた露光時間が
◆というか二重像合わせで比較的合わせやすいとは言え、マニュアルフォーカスなんて出来るのか自分
父は『明るさや色がおかしくなったりするから使う気にならない』と証言しているが、それは賞味期限切れのフィルムを使うからでカメラは無罪な気がするのだよなあ。
とりあえず新しいフィルムを買ってきたし使い方もwebで調べたし(父の言うことは特に最近アテにならん)試し撮りしてみるか。