日本人はもちもちした食感が好きだと言われている。
これは表面に粘りけのあるジャポニカ米を主食としているからであるらしい。
だから麺でもパンでも”もちもち”は”美味しい”と同意義である。最近はスーパーで売っているパンも”新製法でしっとりもちもち”を謳ったものも多い、っていうか殆どそうか。
と、言うことで先日作ったレーズンパン生地を半分冷凍しておいたのだ。
氷温熟成というやつだ。旨味が増しもちもちした食感になるらしい。
パン生地を冷凍、というのは取り立てて凄いことだと思ってはいなかったのだが(冷凍パン生地とか売ってるし)、実は酵母が死んでしまうので常識的には”出来ない”ことだったらしい。
冷凍パン生地はそれ用に開発された冷凍耐性のある酵母を用いているそうで。
白神こだま酵母にも冷凍耐性があるということで、そう聞いたらやってみないとね。
結果は、いや確かに。冷凍前と同様に発酵し、更に歯に吸い付くようにもちもちでありました。